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・XBOX がメディアにつける傷を堪能する会(仮)(2002/3/9 作成)

 XBOX。Microsoft さんが開発したコンシューマゲーム専用機。合衆国に引き続き国内でも発売され、各論は有るのでしょうけどそれなりの滑り出しを見せたように思われました。ところが、暫くして本体が CD や DVD 等のメディアに傷をつける、との噂がネットワーク上で散見されるようになり、発生頻度自体は不明なもののそれはどうやら事実らしい、そして私の友人が購入した XBOX 本体もそうであることが発覚しました。

 今回、問題の XBOX 本体を拙宅に持込んで頂き、どのような傷がどのようにつくのか、検証してみることにしました。

 

 持込まれた XBOX 本体です。噂に違わぬ大きさです。DVD 再生キットが装着されています。

 

 友人の所有する XBOX 用ソフト、「DEAD OR ALIVE 3」(TECMO)の記録面です。最外周付近にうっすらと傷の入っていることが確認できます。

 

 判り易く別の角度から。一週間ほど遊んでいたそうですが、全周にわたって最外周付近が傷ついています。傷は反射面まで達しており、容量を使い切っている片面2層の DVD ソフトの再生は正直躊躇われます。と言いますか、この傷観た後だとどんなメディア入れるのも躊躇われますが...

 

 新品の CD-ROM(雑誌付録)を用意して挿入、取出しを他の要因で傷がつかないように「そーっと」行ってみました。結果は、一発で傷が発生します。写真では判り難いのですが、反射面まで達しています。

 

 次に、どの部分に傷が発生するのか確かめるため、別の新品 CD-ROM(雑誌付録)を用意し XBOX のトレイ上で5往復程度動かしてみました。結果、写真のような傷が4ヶ所に発生しました。

 

 発生していたのは CD-ROM のマルで囲んだ付近です。

 

 そしてそれは、トレイ側ではマルで囲んだ辺りに相当します。

 


 その辺りの拡大写真です。この、縁(へり)の部分が他のディスク受けの部分より若干盛上がっており、メディアは実質この縁の部分4ヶ所だけでトレイにマウントされている状態です。またトレイの材質がポリカーボよりも固いため、結果としてメディアを傷つけているのだろうと思われます。傷をつけるタイミングは、ユーザがトレイにメディアをセット、取出すときは勿論、XBOX がメディアをスピンドルにロード、アンロードするときもそうです。ユーザがいくら丁寧に扱ってもメディアは傷つきます。

 

 既に他の方が報告されているように、今回検証した XBOX 本体がメディアに傷をつける主な原因はトレイにあると言って良いと思います。それはトレイの加工精度、材質に起因しており、本体を交換すれば大丈夫、と断言することは、私の本業(設計屋)の目からはできかねます。トレイ側にバリ等が発生している訳ではなく縁の部分の水平が取れていない状態であり、これを目視で判定することは不可能です。

 Microsoft さんは XBOX 本体の修理交換、傷ついたメディアの交換を発表しました。ただ、リコールでは無いとし、店頭在庫等の回収は行なわないとの発表もしています。当初の「自然現象」説に比べれば相当に進んだ対応ですが、Microsoft さんにはユーザが安心して買える、販売店が安心して売れる商品の供給を切にお願いしたいと思います。

 最後に、この大きくて重いゲーム機を持込んでくれた友人に感謝しつつ、検証を終わります。

 

 

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